アンコール!特別展「世界遺産 ナスカ展ー地上絵ふたたび」 [展覧会(美術館・博物館)]
<2008.02.20>国立科学博物館(上野)
がんばって9時到着・平日なのですぐ入場

「バーチャル・ナスカ遊覧飛行」だけがメインかと思って
行ったが、とんでもない「地上絵の秘密が見えてきた・・・」
ポストカードより:サル・手・ふくろう人間・ハチドリ(人型は斜面に描かれてる)
①宇宙人が作ったのではない・・・「地上絵」の特徴のある
図柄が、出土したたくさんの「土器」の図柄とぴったり同じ
「ハチドリ・サル・シャチ・クモ・トカゲ・コンドル・ウミウ等」
くねくねした長い首のウミウが描かれた土器や
首級トロフィーを持つシャチ(何故手がある?・・・神だから)と
同じ土器を見て納得「ナスカの人達が通常土器に描いてる
図案(神々)をそのまま地上にも描いた」と実感!
②描いた絵の拡大方法の説明もされている
「中心からロープで絵の各点の延長線上に杭をうち
つなげて元の絵を拡大」
③地上絵は白く盛り上がってみえるが実際は幅1-2m
深さ20-30cmに掘られてる・表面は砂漠ニスのついた
石英砂岩(褐色の岩石)でその下は白い石灰質の大地
岩石(カケラ状)を取り除くと白い線が現れる


[出土した土器の図柄・彩色がすばらしい]
紀元前100年頃-紀元700年頃インカ帝国が栄えた遙か昔
日本では弥生時代から飛鳥時代の頃?・・・
魚の鼻先が縁から飛び出してる皿・ネズミにかじられてる
トウモロコシの絵の壷など独創的な文様
「模様を鉱物顔料で描き・地面に掘った穴の中で焼き・
磨き石で丁寧に磨いてツヤを出す・乾燥した墓で保存」
・・・で、今も鮮やかに残っている
[出土した織物がすばらしい]
①ナスカの特徴ある文様が立体的に丁寧に刺繍されてる
サボテン・ワリンゴのトゲで作った針(穴があいてる)など
織物に使う道具・ペルー原産の綿やラクダ科の毛・
黒曜石のナイフなども展示
②織物の縁飾りがスゴイ!
細いカラフルな糸で手袋のように筒状に編んだ縁の上は
おなじみ鳥・花・シャーマン等がやはり筒状に編んである
[子供のミイラ・首級トロフィー]ナスカは乾燥してるので
布に包んで埋葬するだけでミイラになる
①6才の子供のミイラ・・・世界でも珍しく眼球が残っている
横から見るとさびしそうな「黒い瞳」がよくわかる
②ナスカでは首級トロフィーには「聖なる力」が秘められてる
と信じられ、「作物の実りを確実にする」ため戦闘で取った
首級トロフィーを地中に埋めた
[頭蓋骨の外科手術跡]
戦闘などで陥没骨折した頭蓋骨を開頭手術し
見事成功・骨が再生してる頭蓋骨が展示されてる
【種まき技法で地上絵を描く】
2009.5.15読売新聞(山形大学人文学部准教授坂井正人氏)
『2003年ナスカの女性2人が30分で数十メートルの
地上絵(聖母像)を描いた・地元で信仰の対象になる』
<種まき技法>ナスカの農民が畑に種を蒔く方法
・一列に並び足並み揃えて進みながら種をまく・基本は半歩
・隣の人との間隔は目視で計測
<種まき技法で地上絵を描く>
*足並みそろえて進む・目視で相手との距離を測る
・1人は地上絵の下にある左側の斜線から描き始めて
主に左半分を足で描く
・もう1人の女性は同時に右側の斜線から描き始めて
右半分を足で描く
この地上絵は幅20cm程度の線で描かれている
世界遺産に登録されている「動物の地上絵」も
同様の太さの線で描かれている
下読売新聞より・写真を見ないと理解できないので・・・ 
左右対称の地上絵ならコレ正解かも・・・
【マリア・ライヘ(ドイツ)】2010.10NHK放送
1940年地上絵が動物を表わしてることに気づくき研究を開始
古代ナスカ人が星座を地面に写したと考えた・開発計画から
地上絵を守り1994年世界遺産に登録される
【入口:蒸気機関車D51231 出口:シロナガスクジラ】

【ついでにフーコの振り子・11:30】

フランスの物理学者レオン・フーコが振り子により
地球の自転を証明した。振り子は、地球の自転と無関係に
振れ続ける性質があり、自転している私たちには
振り子が自転と反対方向に回っていくように見える
地球上では経度により振り子の回転の速さが異なり
北極や南極では1日で1回転するが、赤道では回転しない
国立科学博物館(上野)の経度(北緯35°42.8')では
1時間当たり8°46.9'回転し約41時間で1回転する
【INDEX】に戻る








コメント 0